トレンドラインの太陽光パネルと蓄電池工事の感想

自宅に太陽光パネルや蓄電池を設置する際には、複数業者に見積もりを取ることや、必要事項をきちんとヒアリングすることが大切です。今回は、トレンドライン(trendline)社の太陽光パネルと蓄電池の工事内容と、金額感をお伝えします。

<本ブログではアフィリエイト広告を利用しています>

会社の特徴

TRENDLINE(トレンドライン)は、2018年創業の会社です。創業6年となり歴史の浅い会社です。

再生エネ事業(太陽光パネル、蓄電池)をメインの事業としており、そのほかにオール電化も手掛けています。資本金は1000万円です。

きっかけ

筆者が2023年6月に新居に引っ越した3週間後に、トレンドラインが我が家に営業にやってきたことがきっかけです。「ぜひ弊社に工事を発注いただき、弊社の実績に貢献していただけないか」ということをおっしゃっていました。その時点では他に良さそうな会社が見つかっていたことと、筆者が人柱になってトレンドラインの実績に貢献するつもりもなかったため、いったんお断りしました。

工事状況

上記の数か月後、トレンドラインの担当者があいさつに来ました。この時点で筆者の住宅に太陽光パネルは付いていなかったので「再びの営業か?」と思いつつ応対したところ、近隣の住宅2件で工事をするために挨拶に来たとのことでした。その後、やはり筆者宅への工事の営業を受けましたが、これについては他社で工事をすることが決まっていたためお断りしました。

事例1

近隣住宅1件目の工事の概要についてお伝えします。まず、この住宅に太陽光パネルを付けるとなったときに、筆者は「大丈夫なのか?」と真っ先に不安に思いました。なぜならば、この住宅の屋根は北側5寸屋根(北側に約26度の角度で傾いている屋根)になっており、冬場はあまり発電しないばかりではなく、パネルに太陽光が反射して北側の住宅に差し込み眩しくなるというトラブルが予想されるからです。類似の例で裁判になり、結局太陽光パネルを降ろした事例もあるくらいです。トレンドラインが住人にどのような説明をしたのかはわかりませんが、もし光害のことを説明せずに工事をしたのであれば、無責任になると思います。(この事例1の工事を受注された住宅の方を責める意図は筆者にはありません)

そして、工事当日に足場を設置せずに工事を進めていたことについても不安になりました。足場の設置費用が浮く一方で、職人の落下事故の可能性があることと、工事が不安定になることで設置の精度が悪くなるからです。

事例2

近隣住宅2件目の工事の概要についてお伝えします。この住宅には東・西・北面に屋根があり、東と西面だけにパネルを設置していました。そして、1件目の例と同様にやはり足場無しで工事を実施していました。

得意としている太陽光パネルメーカー

上記2件についている太陽光パネルのメーカーはカナディアンソーラーでした。そのほかのメーカーを取り付けできるのかは不明です。

工事金額

筆者宅に最後にトレンドラインが訪問した際に「他の会社さんで、いくらで太陽光パネルと蓄電池を付けられるのですか?」と聞かれたので、正直に「太陽パネル5.4kW、蓄電池12.7kWh、東京都の補助金を考慮すると実質80万円台です」と答えました。トレンドラインからの回答は「それは良い会社さんを見つけられましたね」とのことでした。筆者は8社に相見積もりを取ったからわかるのですが、基本的に訪問販売以外であれば、この金額が適正価格になります。よって、トレンドラインの工事金額は適正よりも高いということが推測できます。

営業頻度

数か月に1回程度の頻度で営業に来ていました。

結果

他社の方が足場込みで安定して工事をできて、しかも金額的に安くなりそうだということから、トレンドラインにて工事をする必要性を感じませんでした。特に北側に傾いている屋根をお持ちの方は、今回のような営業訪問による「北側屋根への太陽光パネル設置の提案」には注意した方が良いです。

まとめ

ソーラーパネルや蓄電池の業者の選び方を間違えると、100万円単位でお金を損したり、あるいは会社がつぶれてしまってメンテナンスを受けられないといった不利益を被る可能性があります。下記記事では業者の選び方を紹介しています。

2024年現在、ソーラーパネルや蓄電池の設置業者はあまたに存在します。正直、どの業者さんを選べばいいか迷いますよね。そこで「設置する機器の...


尚、住んでいる地域によって、工事をできる業者は変わってきます。ソーラーパートナーズタイナビといったソーラーパネル・蓄電池の業者比較サイトを使うことで、お住まいの地域で施工可能な優良業者を一括で紹介してもらうことが可能です。両サイトで紹介される業者は異なるため、両サイトに登録するのがおすすめです。業者を紹介されたら、上記記事に記載した観点で業者を比較、選定していくと良いでしょう。


 公式サイト


下記記事では、筆者が実際にソーラーパートナーズやタイナビ経由で紹介された業者から、どのような提案を受けたかを紹介しています。今回の記事は以上になります。

自宅に太陽光パネルや蓄電池を設置する際には、複数業者に見積もりを取ることや、必要事項をきちんとヒアリングすることが大切です。今回は、ソーラ...

自宅に太陽光パネルや蓄電池を設置する際には、複数業者に見積もりを取ることや、必要事項をきちんとヒアリングすることが大切です。今回は、リアル...

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする