室内の吸気口(換気口)から入ってくる音がうるさい場合に、吸音スポンジを取り付ける対策が有効です。しかし、大建(DAIKEN)製の吸気口では本体が外れない構造となっているため、吸音スポンジを取り付けることができません。そこで今回の記事では、吸音スポンジを半分に切って取り付ける方法を紹介します。
大建(DAIKEN)製吸気口の構造
換気口メーカーである大建(DAIKEN)製の吸気口では、室内側から本体を外せないため、吸音スポンジを取り付けることができません。屋外側から本体を外すことも困難です。なぜならば、屋外側はコーキングされていたり、取付位置が高い位置にあるからです。

準備
解決策として、吸音スポンジを半分に切ることで取付可能となります。まず、以下のものを準備します。
杉田エース製の吸音スポンジです。直径が75, 100, 150mmの3サイズがあります。家庭の吸気口の内径に近いものを購入するようにしましょう。吸気口の内径と吸音スポンジの外径は完全に一致している必要はなく、大体合っていれば問題ありません。
吸気口の内径を測るための定規です。すでに定規をお持ちであれば、購入する必要はありません。
吸音スポンジをカットするためのハサミです。すでにハサミをお持ちであれば、購入する必要はありません。
吸音スポンジを吸気口の奥に差し込んだり、位置を微調整するために使う割り箸です。
踏み台です。通常、吸気口は高い位置にあるために、手が届きにくいです。踏み台ではなく椅子を使っても構いません。(回転式の椅子を使うのは危ないので避けましょう)
取付方法
まず、吸音スポンジをはさみで半分に切ります。

次に、カバーを手前に引っ張って外します。

さらに、フィルターを左に回転してから手前に引っ張って外します。この際、吸気口内部が汚れていたら、ティッシュなどで汚れをふき取っておくとよいでしょう。

そして、半分に切った吸音スポンジを中に入れていきます。指で入れにくい場合には割り箸を使うとよいでしょう。

残りの吸音スポンジを中に入れます。

指や割り箸で位置を微調整します。

最後に、フィルターとカバーを元に戻して完成です。

以上で完成です。上記の方法についてはYouTubeにもアップしましたので、併せてご覧ください。
騒音を気にする場合には、吸気口の対策だけでは不十分で、内窓を付けるなどの対策が有効です。今回の記事は以上になります。